スーツケースを動かないようにする方法は?転がり防止対策3つ

電車やバスに乗っているとき、動きに合わせてスーツケースが転がって困った経験はありませんか?本来であれば網棚に乗せるのがベストですが、他の乗客の荷物がいっぱいでスペースが空いていないこともありますよね。

また、力の弱い方や背の低い方が大きなスーツケースを網棚まで持ち上げるのは困難です。とはいえ、到着地までの間ずっとスーツケースに気を配り続けるのも疲れてしまうもの。

本記事では、電車やバスでスーツケースが動かないようにする方法を3つ紹介します。乗り物に乗るたびにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

電車やバスでスーツケースを動かないようにする方法

電車やバスは他の乗客と密室状態になるため、「スーツケースが邪魔にならないように」と気を配っている方も多いと思います。そこで、足で挟んだり手で押さえる以外で、転がっていない方法があれば便利ですよね。

以下の3つの方法であれば、他の人に迷惑をかけずにスーツケースの転がりを防止できます。

  • キャスターの付いていない面を下にして置く
  • キャスターストッパーを使う
  • キャスターストッパー付きのスーツケースに買い換える

1つずつ詳しく紹介していきます。

(※どの方法でも「完璧に」とはいきませんので、手を添える程度の配慮は必要です)

キャスターの付いていない面を下にして置く

一般的なスーツケースでは、キャスターがついているのは底の一面だけです。そのため、他の面であればキャスターがついていないので、転がる心配がありません。

大体は伸縮性のあるキャリーバーが上部の体側についているので、その面を地面側に(上下ひっくり返した状態で)おくと、転がり防止になります。

また、フリークエンターのリエーヴェ4輪キャリーのように、側面に横置き用のゴムと持ち手がついているスーツケースであれば、キャスター面以外でも安心して地面に置くことができます。

キャスターを下にした状態で荷物を入れる方も多いと思いますが、こちらの方法を試すときはパッキングの順番や収納方法も考慮する必要があります。

キャスターストッパーを使う

「キャスターストッパー」というグッズを使ってキャスターを動かなくする方法です。キャスターストッパーは100円均一などでも販売されており、コストをかけずに試すことができます。

形はドーナツ型で、真ん中の凹みにキャスターを入れて転がらないように固定します。転がりを防止できる点は優秀ですが、毎回持ち歩く必要があり、電車やバスに乗るたびに着脱しなければならないのがデメリットです。

キャスターストッパー付きのスーツケースに買い換える

もっとも良い方法が、ストッパー付きのスーツケースに買い換えることです。ストッパー付きのスーツケースであれば、電車やバスの中で手や足でずっと押さえる必要がありません。

また、電車やバス以外にも、エスカレーターや坂道で立ち止まる時など、さまざまなシチュエーションでもストッパーがあれば勝手にコロコロ転がっていくことなく安心です。

当然ながらキャスターストッパー付きとはいえ「100%転がらない」とは言えず、激しい揺れや安定しにくい場所では動く可能性もありますが、それでもストッパー無しのモデルよりもはるかに楽チンです。

おすすめのキャスターストッパー付きスーツケースを以下の記事で紹介しています。あわせてご覧ください。

>>ストッパー付きスーツケース3選|転がらないスーツケースで快適な旅を!

まとめ

本記事ではスーツケースを動かないようにする方法として、「キャスターのついていない面を下にして置く」「キャスターストッパーを使う」「キャスター付きスーツケースに買い換える」の3つの方法を紹介しました。

スーツケースは引っ張って持ち運べるところが最大のメリットである反面、キャスターが転がってしまうというデメリットもあります。勝手にコロコロ転がってしまうと車内の他の乗客に迷惑をかける可能性もあるので、できるだけ対処しておきたいところです。

どれも簡単に試せる方法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。