旅行や出張のお供として活躍するスーツケースですが、荷物の詰め方に悩むことはありませんか?
ポリエステルなどの布素材を使ったソフトタイプであれば少し伸縮しますが、ハードタイプとなれば決まったサイズ内に荷物をおさめなければなりません。
スーツケースを持っていく季節や場所、宿泊日数にもよりますが、数日以上の着替えや身の回りのアイテムを持っていくにはそれなりのスペースが必要です。
本記事では、スーツケースの基本の詰め方とコツを紹介します。上手にパッキングできれば荷物がごちゃつくことなく、安全に持ち運べるようになりますよ!
スーツケースの基本の詰め方
基本的な考え方として、スーツケースは「下に重いもの、上に軽いもの」という入れ方をするのがよいです。スーツケースの下とは地面に着く側でキャスター(車輪)がついている方を指します。
というのも、スーツケースを持ち歩く際は立てた状態で使いますので、重心が下になる方が安定しますし、荷物も動きにくくなるからです。
逆に重いアイテムを上の方に入れてしまうと、立てた時に下に落ちやすくなり、移動時の振動で中身が乱れやすくなってしまいます。
また、ハードタイプのスーツケースの場合、開いた状態で左右それぞれ上下4等分にわけて入れる荷物を決めるのが良いと言われています。
スーツケースを開けたときの左右を「蓋側」と「底側」と呼びます。蓋側は持ち歩く際のハンドルがない方、反対側の底側はハンドルがある方を指します。
場所ごとの荷物例は次のとおりです。参考に入れるアイテムを決めてみてください。
- 蓋側の上部(もっとも軽いもの)・・TシャツやYシャツ、下着など
- 底側の上部(次に軽いもの)・・セーターやトレーナー、小物類など
- 蓋側の下部(少し重いもの)・・上着やジーンズ、ドライヤー、折りたたみ傘など
- 底側の下部(もっとも重いもの)・・靴や本
効率よくパッキングするコツ
次に、効率よくパッキングするコツをいくつか紹介します。いざ使ってみると、パッキング中には想像もつかないことが起こることもあります。
使用中や帰りのイメージを事前に膨らませて、無駄なく使いやすいパッキングを目指しましょう。
小物はメッシュポケットに入れる
細々したアイテムは小物入れやポーチに入れてまとめておくと便利です。ただ、小物入れに入りきらない「少し大きめの小物」や「すぐに使いたい小物」もありますよね。
これらの小物は、スーツケースの真ん中のメッシュポケットに入れておきましょう。メッシュポケットに入れておけばすぐに取り出せます。
お土産用のスペースをあけておく
行きの状態でスーツケースの中身をパンパンにしてしまうと、お土産を入れるスペースがなくなってしまいます。手荷物が増えないように、スーツケースにはお土産が入るスペースを残しておくのがおすすめです。
隙間にはタオルや洋服を詰める
ちょっとした隙間にはタオルや洋服を丸めて詰めましょう。こうすることで荷物同士がぶつかったときのクッションになってくれます。
また、タオルや洋服を詰めるスペースが省略されるので、余白スペースができやすくなります。
液体はボトルごとジップロックに入れる
液体のボトルを直接スーツケースに入れると、万が一漏れ出たときに荷物が汚れてしまいます。そのため、大きめのジップロックにボトルごと入れておきましょう。
ジップロックに入れておくと、もしボトルから水分などが漏れても荷物を濡らしたり汚したりする心配がありません。ただし、海外旅行の場合は液体の持ち込みに規定がありますので注意しましょう。
まとめ
スーツケースのパッキングは何度も繰り返すうちに慣れるものですが、「どのように入れるのがベストか」がわからない方も多いと思います。基本的には上に軽いもの・下に重いものを入れるのが理想で、安定しやすくなります。
ただ、必要な荷物は旅行の目的や季節、行き先などによっても変わるので、その都度試行錯誤する必要があります。荷物同士の接触による故障などが不安な場合は、振動を出来るだけおさえられるキャスターが搭載されたスーツケースがおすすめです。
エンドー鞄が販売するスーツケース『フリクエンター』は、特許取得のキャスターを使用しており、衝撃の吸収にも優れています。
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