スーツケースを探しているときに、『TSAロック』と書かれた鍵を見たことがある方も多いと思います。
この『TSAロック』とは一体なんのことかご存知でしょうか？
なんとなく知っている方や、まったくわからない方など、さまざまかと思いますが、スーツケースを選ぶ際に知っておきたい知識の1つでもあります。
本記事では、『TSAロック』と、空港でスーツケースを預ける際の注意点を紹介します。
スーツケースのTSAロックとは？
TSAロックとは、アメリカ運輸保安局に認可されている鍵のことです。
9.11以降アメリカへの入国は荷物検査が厳しくなり、スーツケースを開けて中身を確認されることがあります。
アメリカの税関職員はTSAロックのマスターキーを持っているため、鍵を壊されることはありませんが、TSAロック以外の鍵の場合、中身の確認の際に鍵を壊されてしまうことがあります。
そのためアメリカへの旅行の際は、
①TSAロックの鍵がついたスーツケースを持っていく
②スーツケースに鍵をかけない
上記のどちらかで対応しなければなりません。
ただし、海外でのスーツケースの取り扱いは乱暴なことも多く、TSAロックであっても無理にこじ開けられることも少なくないようです。
なお、アメリカ以外の国では空港での検査で無理にスーツケースを開けられる心配はないため、TSAロックではない鍵でも大丈夫です。
見分け方
TSAロックかどうかを見分けるためにも、マークを覚えておきましょう。
鍵の近くに、赤のひし形マーク（レッドダイヤモンド）がついているものがTSAロックです。
TSAロックの鍵の掛け方には、「キーロック式」と「ダイヤル式」の2つに大きく分けられます。
キーロック式は付属の鍵で開閉するタイプで、ダイヤル式は設定した暗証番号で開閉するタイプとなります。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、使いやすさやセキュリティの観点から比較して良いと感じる方を選びましょう。
スーツケースを預ける際の注意点
空港でスーツケースを預ける際、貴重品は絶対に入れないようにしてください。
鍵を開けて中身を確認するアメリカではもちろんですが、他の国でも盗難などのトラブルに巻き込まれるかもしれません。
そのため、必ず貴重品は機内持ち込み用のカバンに入れて、肌身離さず持ち歩きましょう。
また、スーツケースに鍵をかけずに預けた場合、スーツケースが開きやすくなります。中身の飛び出しを防ぐためにも、ベルトをかけるなどの対策をしておくのもよいですね！
まとめ
海外旅行に行く際は、スーツケースを使用する方も多いと思います。基本的にスーツケースは好みのものを選んで問題ありませんが、どのような『鍵』がついているのかは必ずチェックしておきましょう。
静音スーツケースで人気の『フリクエンター』では、全モデルにTSAロックを搭載しているので、アメリカを含む海外旅行へのスーツケースをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
