購入したスーツケース、鍵穴はあるのに鍵がついていない・・こんな経験はありませんか?
鍵穴があるのに鍵がない場合、「メーカーや購入店の入れ忘れ?」「これって不良品?」と思いますよね。
しかし実は、商品によっては『鍵穴はあるのに鍵が付属していない』というスーツケースもあるのです。
本記事では、スーツケースに鍵がついていない理由と、鍵の種類について紹介します。
スーツケースに鍵がついてないのは不良品?
多くの場合、スーツケースに鍵がついていないのは、「ダイヤル式」かと思います。
近年主流のTASロック搭載のスーツケースには、「ダイヤル式」が多く出回っていますが、このタイプのスーツケースは任意の数字を組み合わせると開閉できます。
たとえば、フリクエンターのこちらのスーツケース↓ですが、鍵はダイヤル式なので、鍵穴はありますが毎回鍵を挿してスーツケースを開ける必要はありません。
画像のスーツケースの詳細はこちらからご覧いただけます。
では、なぜダイヤル式のスーツケースに鍵穴がつけられているのか?というと、空港で職員が中身を確認したい時、ダイヤル式の鍵のみでは職員自ら開けられないからです。
とくにアメリカの空港は荷物検査が厳しく、少しでも「怪しい」と思われたら、中身を勝手に開けられてしまいます。
その際に使うのがTASロックの鍵穴です。空港の職員は、TASロックのマスターキーを持っているため、持ち主に確認しなくても鍵を開けて中身を確認できるシステムになっているのです。
従来の鍵を挿して解錠するタイプであれば、スーツケースの購入時に必ずついているはずですが、そうではない場合はダイヤル式で開閉できるので不便することはないはずです。
このように、スーツケースに鍵がついていない場合でも、ダイヤル式のように鍵を挿さなくても開けられる場合、不良品ではないと考えられるでしょう。
※ただし、鍵がなければ解錠できないスーツケースであれば、鍵がついていないのは入れ忘れかと思われるので、必ず購入店かメーカーに問い合わせてくださいね!
スーツケースの鍵の種類
ここまでも少し触れたように、スーツケースの鍵にはいくつかの種類があります。
おもな種類としては、次のようなものがあります。
- ダイヤルロック式・・複数の数字を組み合わせて解除
- キーロック式・・鍵を差し込んで解錠
- ハイブリッド式・・上記の2つを組み合わせたタイプ
ダイヤルロック式の場合、鍵がついているかどうかはスーツケースによります。鍵を差し込まなくても解錠できますが、万が一、暗証番号を忘れた場合は開けられませんので、鍵が付属していると安心かもしれませんね。
また、ハイブリッド式はどちらかだけで解錠できる仕組みになっていることが多いので、両方のリスクを軽減した仕様といえるでしょう。
まとめ
購入したスーツケースに鍵がついていないと、びっくりして「不良品?」と思いますよね。
しかし、種類によっては鍵が付属されていないこともあるので、必ずしも不良品とは限りません。
静音スーツケースで人気の『フリクエンター』でも、TASロックを搭載したスーツケースを販売していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!