革財布の手入れ方法を4ステップで解説!必要な道具はコレ!

日常的に使う財布は、手垢や摩擦で汚れやすいアイテムの1つです。毎日何気なく使っていると思いの外汚れていることも多く、クリームやオイルを使った定期的な手入れが必要です。

とはいえ、間違った方法での手入れは革財布を傷める原因になってしまうので、気をつけなければなりません。

そこで本記事では、革財布の手入れ方法について4ステップで解説します。また、手入れに必要な道具も紹介しているので、ぜひこの機会に革財布を綺麗にしてみましょう!

革財布の手入れ方法4ステップ

早速、革財布の手入れ方法をみていきましょう。ここではクリームやオイルを使った手入れを紹介しますが、毎日おこなう必要はありません。

数ヶ月に1回程度、革表面の汚れを落としつつ保湿することを目的に手入れしましょう。

「気に入りすぎて毎日でも手入れしたい」という場合は、使った後にブラッシングしておくと汚れが取れてよいですね。

①ブラッシング

革の表面には、目に見えない小さなチリやホコリが付着していますので、まずはそれらを除去しましょう。ブラシの持ち手の部分を持って、革財布の表面を一定方向へサッサッとはらいます。

ブラッシングで革の細かなシワに入り込んだ汚れを掻き出すことで、新しいクリームやオイルが浸透しやすくなります。日常的なお手入れは、ブラッシングのみでも十分です。

②クリーム・オイルを塗る

ブラッシングが終わったら、クリームやオイルを塗っていきます。

以前塗ったクリームが残っている場合は、革用のクリーナーを先に塗り古いクリームを落としてから、保革用クリームもしくはオイルを塗ってください。

乾いた布にクリーム・オイルを少量つけたら、財布の表面に円を描くようにクルクルと塗り込みましょう。全体を均一に塗るのが綺麗な仕上がりになるコツです。

③しばらく置く

革の中にクリームやオイルを浸透させるために、15分程度置いておきます。このとき、直射日光に当たる場所は避けてくださいね。

クリームを塗った後ですぐに次の工程に進んでも問題ありませんが、しばらく置いておくことで、内部まで保湿できるようになります。

④乾拭き

最後に、乾いた布で乾拭きしましょう。この時に、クリームが少なかったり塗りムラがあれば、追加して塗っておくとよいです。

布で乾拭きした後に再度ブラッシングするとさらにツヤが出ますが、このあたりはお好みで大丈夫です。

革財布の手入れに必要な道具

革製品を手入れするにはたくさんの道具が必要・・と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は最低限の道具はあまり多くありません。

基本的には以下の道具があれば手入れはできますし、

  • 革用ブラシ
  • クリームやオイル
  • 布(ウエス)

革用ブラシと布は「色別」や「仕上げ用」など、いくつか用意しておくと便利です。なお、基本的には黒は黒のみで使うようにしてください。

クリームは特に色を入れたい場合以外は「無色(ニュートラル)」で問題ありませんが、色が薄くなってきたり、傷で表面の色が取れてしまった場合などは、本体にあうカラーのクリームを使うとよいでしょう。

革お手入れ2点セット ヌメ革用クリーム+エチケットテレンプ

まとめ

「革の手入れ」と聞くと身構える方も多いと思いますが、基本的な手入れはとても簡単です。ちょっとしたお手入れで革財布の寿命は長くなりますので、ぜひ試してみてくださいね。

日本一の鞄の生産地、豊岡にあるエンドー鞄では、伝統を生かした職人と上質な素材を使った革財布や革鞄、革小物を販売しています。

細かな部分にもこだわりを感じさせるアイテムばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

KAGEN<カゲン>