長く大切に使いたいレザーアイテム。鞄の街、豊岡にあるエンドー鞄でも高品質なレザーアイテムをたくさん取り扱っています。
本格的なレザーを使って作られた財布やバッグは、定期的なメンテナンスで良い状態がキープでき、より長く愛用できます。
本記事では、レザーアイテムの簡単な手入れについて紹介します。ぜひ参考にしてください。
レザーアイテムに手入れが必要な理由
レザーは人間の皮膚と同じように、保湿しなければ乾燥してしまいます。ただ、レザーの場合は生きている人間と違い、自ら保湿成分を生み出すことはできません。
そこで必要になるのがクリームやオイルを使ったメンテナンスです。よく、レザーは「使うほどに味が出る」と言いますが、それは手入れがキチンと行き届いているからこそ。
メンテナンスせずに使っていると乾燥してヒビ割れたり、汚れが定着して黒ずんだりします。日々のブラッシングで汚れを落とし、数ヶ月に1回はクリームやオイルで保湿しておきましょう。
レザーアイテムの簡単な手入れ方法をご紹介
ここからは、レザーアイテムの手入れ方法を紹介します。「難しそう・・」と思う人もいるかもしれませんが、一度覚えてしまえば簡単にできます。
ぜひお手持ちのレザーアイテムの手入れから始めてみてくださいね。
【手入れの手順】
STEP1. ブラッシング
レザーの表面についているホコリや汚れを、ブラッシングで落としていきます。力を込める必要はなく、サッサッとホコリを払うイメージでブラシを動かしましょう。
また、ブラッシングで落ちない汚れや古いクリームを落としたいときは、レザー用クリーナーを使うのがおすすめです。
STEP2. クリームもしくはオイルを塗る
ウェス（布）にクリームやオイルを少量とったら、レザーアイテムに塗ります。一度に多くの量を塗ると、レザーに負担がかかり逆効果になることもあります。
必ず目立たないところから、少量ずつ塗り広げていくようにしてくださいね。クリームやオイルを塗ったら、しばらくそのままおいてレザーの内部に染み込むのを待ちましょう。
STEP3. ブラッシング・乾拭き
少し時間をおいたら、再度ブラッシングをして縫い目に入り込んだクリームやホコリをかきだしておきましょう。また、ブラッシングをすることで熱が加わり、光沢がでやすくなります。
さらに、きれいな布で表面を乾拭きして、レザーの表面に残っている余分なクリームを拭き取ります。
（ブラッシングか乾拭きのどちらか1つでもOKです。）
STEP4. 防水スプレー
ここまでの手入れが終了したら、あとは防水スプレーをかけて完了です。防水スプレーをかけるときは、レザーアイテムから30cmほど離しましょう。
近くから吹きかけるとシミの原因になります。全体がしっとりするくらいスプレーしたら、自然乾燥させます。より防水効果を高めたいときは2回繰り返しておきましょう。
まとめ
レザーの経年変化による味わいは、ほかの素材にはない楽しみです。定期的なメンテナンスでレザーに栄養と潤いを与えることで、長くきれいな状態をキープできます。
また、手入れすることでより愛着が湧きやすくなりますよ。これまで「レザーアイテムの手入れをしたことがない」という人も、本記事を参考にぜひメンテナンスしてみてくださいね。
