革製品が好きな人はもちろんですが、そうでない人でも「栃木レザー」という名前くらいは聞いたことがある人も多いでしょう。
栃木レザーのファンは多く、最高級の国産レザーとして人気を誇っています。そこで今回は、栃木レザーの魅力を詳しく解説します。
老舗の鞄メーカー「エンドー鞄」でも栃木レザーを使った商品を扱っていますので、ぜひチェックしてみてください。
栃木レザーとは?
栃木レザーとは、栃木県にある「栃木レザー株式会社」が製造する革のことです。
栃木レザー株式会社は1937年創業の皮革製造メーカーで、現在は牛革のヌメ革をメインに製造。伝統的な技法で時間をかけて作ったヌメ革は、日本国内のみならず海外からも高い評価を受けています。
栃木レザーの魅力
動物の「皮膚」から製品が作れるようになる「革」になるには、なめしという作業をおこないます。なめしをおこなうことで柔らかくなり、長期間使える”素材”へと変化します。
栃木レザーで作られる革は20もの製造工程を経ており、なめしに使われるのはミモザから抽出した樹脂。植物の樹脂を使った「ベジタブルタンニンなめし」は、革本来の風合いを残し、経年変化が楽しめるのが特徴です。
また、使う人によって変化の仕方が異なるため、自分だけのヌメ革に育てられるのが最大の魅力といえます。栃木レザーのヌメ革は硬くて丈夫、さらに型崩れしにくく、手入れすることで一生物となる革なのです。
さらに日本製というところも、高品質を求める私たち日本人にとって魅力を感じる部分でしょう。
栃木レザーを使った革製品を紹介
ここからは、栃木レザーを使った革製品を4つご紹介します。
【1-058】 靭 – JIN 七升レザートート 嘉玄
ビジネスから旅行までお使いいただける、栃木レザーを使ったレザートートバッグです。ダメージを受けやすい角やトップ部分は革を重ねて強度を高めています。
肩掛けにも便利なハンドルの長さで、男女問わずお使いいただけるシンプルなデザイン。ファスナーポケットやオープンポケットを装備しているため、小物を整理収納できます。
【1-059】 靭 – JIN 三升レザートート 嘉玄
「ちょっとそこまで」というときに最適な、小さめサイズのレザートートバッグです。栃木レザーは丈夫で硬さがある一方でしなやかさも兼ね備えているため、手提げとして持ったときに手に馴染みやすいのも魅力の1つです。
カラーバリエーションは、黒・キャメル・テラコッタの3色で、長くお使いいただくことで色や艶に深みが増します。
【1-144】 財 – TAKARA ラウンド長財布 嘉玄
最高級の栃木レザーを使った、収納力の高い長財布です。小銭入れにはファスナーをつけ、カードポケットや両サイドポケットを装備しています。
ラウンドファスナータイプなので、中身が落ちる心配はいりません。よく触る部分はとくに油分や水分を吸収し、色が濃く変化します。財布は日常的に使うアイテムなので、こだわりのものを持ちたい人におすすめの商品です。
【1-052】 頑 – KATAKUNA コインケース 嘉玄
ほどよい厚みの栃木レザーを使ったコインケースです。染色後にオイルとワックスをたっぷりと手塗りで塗り込んでいるため重厚感があり、使い込むと素晴らしい艶が出てくる一品。
ホックで簡単に開閉でき、傾けるとサッと小銭が出てきて取り出しやすさも抜群。スタイリッシュなデザインで、幅広い年齢層の方にお使いいただけます。
まとめ
今回は、栃木レザーの魅力とおすすめ商品を紹介しました。世界中のレザーファンを魅了する栃木レザーは、素材のよさそのものを存分に楽しめるヌメ革です。
使えば使うほど持ち主だけの形や色、艶に変化し、世界に1つだけのレザーアイテムになります。長く愛用できる栃木レザーのアイテムを、ぜひ手にしてみてくださいね。