近年、見かけることの増えたビジネスリュック。機能性の高いモデルも多いため便利ですが、業界によっては不適切に見なされることもあります。
また、中には「ビジネスリュックはダサい」と思われることもあるようで、選び方や自分に似合っているのか?は把握しておきたいところですよね。
自分の好みだけで選んでしまうと、周りから「ダサい」と思われてしまうかもしれません…。そこで今回は、ビジネスリュックがダサいと言われる理由や、おしゃれに見せるコツを紹介します。
ビジネスリュックがダサいと言われる理由とは?
ビジネスリュックがダサいと言われる理由として、以下の3つが考えられます。
見た目の印象
ビジネスリュックは、どうしても他のビジネス用のバッグと比べて「カジュアル感」が強くなります。そもそもリュックはアウトドア用として作られたのが起源のため、フォーマルなカバンではありません。
一方で、ビジネスマンの基本スタイルであるスーツはフォーマルな衣装。この2つの組み合わせがアンバランスに感じることで、ダサい印象を与えてしまうようです。
子供っぽくみられる
リュックを背負っている姿が子供っぽくみられることも、ビジネスリュックがダサいと言われる要因の1つといえます。
重厚なイメージのブリーフケースと、ビジネスリュックの両方を見比べたとき、ビジネスマンとしての威厳がありそうなのはどちらでしょう?きっと、多くの人がブリーフケースと答えるのではないでしょうか。
このように、「カジュアルな印象を与えることで、キャリアが低く見られることもある」ということを踏まえたうえでコーディネートを考えなければなりません。
まだまだ過渡期だから
現在、ビジネスカジュアルを取り入れている企業は多くあります。そのため、ビジネスリュックもその地位を確立しつつあるのは間違いありません。
以前よりもビジネスリュックを容認する企業や業界も増えつつありますが、世代によって受け入れるのが難しいと言われているのも事実です。業界や社風によってビジネスリュックはマナー違反とされることもあるので、しっかりと考えたうえで活用しましょう。
ビジネスリュックをおしゃれに見せるコツ
では、どのような点に注意してビジネスリュックを選べば良いのでしょうか?
ここでは、ビジネスリュックをおしゃれに見せるコツを紹介します。
色選びに気をつける
サラリーマンが使うビジネスリュックの色は、スーツに似合うものが大前提です。ネイビー・グレー・ブラックなどの落ち着いた色のスーツであれば、ビジネスリュックも同じように暗めの色を選びましょう。
例えば、スーツがダークネイビーなら濃いネイビー、スーツがブラウン系なら茶系など、近い色を合わせると統一感がでやすくなります。
シルエット選びに気をつける
ビジネスリュックはスクエア型(四角)を選ぶのがベストです。丸いリュックはカジュアル度が高くなりやすく「会社に遊びにきたのか?」と思われる可能性も…。
もし丸いフォルムのビジネスリュックを選ぶのであれば、合皮や本革などの落ち着いた印象を与える素材を選びましょう。
スーツの傷みに気をつける
ビジネスリュックは「背負って使う」という構造上、どうしてもスーツとの摩擦が避けられません。そのためスーツに毛玉ができたり、シワや型崩れが起きやすくなってしまいます。
スーツが傷んでいないかを小まめにチェックする習慣をつけ、毛玉やシワなどがあればメンテナンスしておきましょう。
ビジネスマナーを守る
ビジネスリュックを使う上では、ビジネスマナーを守ることがとても大切です。
たとえば、背負ったままの状態で営業先や取引先の相手に会うと、相手への印象はよくありませんよね。
また、満員電車などの混雑している場所でリュックを背負っていると、知らず知らずのうちに周囲に迷惑をかける可能性もあります。
格好いいビジネスマンになるためにも、シチュエーションごとに「背負う・手持ちする」など周りへの配慮を忘れないようにしましょう。
まとめ
「ビジネスリュックがダサい」と感じている人も一定数いるかもしれません。しかし以前と比べれば、徐々に他のビジネスバッグと同じような扱いになってきているのも事実です。
また、ビジネスリュックは比較的新しく確立されたスタイルのため、スーツとの合わせ方には十分気を付けたいもの。ビジネスリュックそのものへの印象が悪くならないように、マナーを守ることも意識しましょう。