日常使いに便利な帆布バッグ。厚みのあるキャンバス地は、「自宅で洗うのが大変そう」と思っていませんか?
実はいくつかのポイントをおさえれば、帆布バッグも自宅で洗えるんです!
ただし、洗濯機でグルグル回して適当に干してしまうと、縮みやシワの原因に……。
そこで今回は、帆布バッグの正しい洗い方や干し方を紹介します。お気に入りの帆布バッグを正しく手洗いして、長持ちさせましょう!
帆布バッグを洗う前の準備
帆布バッグを洗う前の準備として、キーホルダーなどの装飾はすべて外しておきましょう。キーホルダーなどをつけた状態で洗うと、生地や装飾品を傷めてしまう可能性があります。
また、帆布バッグに使われている『帆布』は、繊維の織り目にホコリが入り込みやすい素材でもあります。少し手間はかかりますが、洗う前に全体をブラッシングしてホコリを払っておくのがおすすめです。
一番汚れやすい持ち手の洗い方
帆布バッグのなかで、もっとも汚れやすいのが『持ち手』部分です。
もし持ち手の汚れがあまりひどくない場合は全体と一緒に洗ってOKですが、黒ずみが目立つようであれば、先に持ち手だけ洗っておきましょう。
この黒ずみの原因は、手から出た皮脂。皮脂汚れには、弱アルカリ性の固形石鹸が効果を発揮してくれます。
全体を洗う前に、以下の手順で持ち手を洗ってみましょう。
- 持ち手を水またはぬるま湯で濡らす
- 汚れている部分に固形石鹸を直接こする
- 汚れがひどい場合はブラシで軽くこする
- 石鹸をつけた部分をすすぐ
上記の方法で落ちなければ、2〜4を数回繰り返してみてください。ただし、何度も強くこすると、生地を傷めてしまう可能性があるので、注意しながらおこないましょう。
帆布バッグ全体の洗い方
次に、全体を洗っていきます。全体を洗うときは、中性洗剤を使うと良いでしょう。
準備するものは以下のとおりです。
- バッグが入るバケツや洗面器
- 中性洗剤
- タオル
【帆布バッグの洗い方の手順】
帆布バッグが入る容器に水もしくはぬるま湯を貯めて、中性洗剤を入れて洗浄液を作ります。
洗浄液のなかに帆布バッグを入れて、上から押し洗いしましょう。
帆布バッグを洗うときは、こすったり揉んだりせずに、優しく押し洗いするのが基本です。
また、「内側も綺麗にしよう」と裏返したくなるかもしれませんが、できれば生地をひっくり返さずに、そのままの状態で洗う方がよいです。
むやみに生地をひねると縮みやシワ、型崩れを起こしてしまいます。
全体を洗ったら洗浄液を捨てて、新しい水もしくはお湯で洗剤が残らないようにすすぎます。
洗濯機で脱水する場合は、シワ防止のためにも『弱モード』で1分程度にしておきましょう。
洗った後の帆布バッグの干し方
洗い終わった帆布バッグは、風通しのよい日陰に干して乾かします。
干す時のコツは、バッグの口を下に向けること。
持ち手をハンガーなどに引っ掛けて干す人もいるかもしれませんが、それでは中に水が溜まって乾きづらくなってしまいます。
バッグを逆さの状態にして、できるだけ空気の通りをよくすることで、早く乾かせるようになります。(ある程度乾いたら持ち手を上にして干してもOKです)
また濡れた帆布バッグは、その状態をキープしたまま乾きます。そのため、洗った時についたシワは伸ばしておくのがベストです。パンパンと手で叩いたり少し引っ張ったりして、理想の形に整えてから干しましょう。
まとめ
帆布バッグは天然素材で作られているため、日常のケアはブラッシングのみで大丈夫です。とはいえ、毎日使っていると汚れが目立ってくるのは仕方ありません。
今回紹介したように優しく手洗いして、汚れを落としてみましょう!繰り返しになりますが、洗う際は繊維の縮みやシワ、型崩れに注意してくださいね。
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