旅行や出張でスーツケースを持ち歩くとき、雨が降ると中身が濡れないか心配になりますよね。特に海外では日本ほど丁寧に扱われないことも多く、雨が降っている屋外に放置されていた・・なんて可能性もゼロではありません。
そこで今回は、スーツケースの雨対策を3つご紹介します。雨からスーツケースと荷物を守り、安心して持ち運びたい方はぜひ参考にしてください。
スーツケースの素材と雨について
スーツケースの素材は、強化プラスチックやポリカーボネートで作られる「ハードタイプ」と、強度の高い布を使った「ソフトタイプ」に大きく分けられます。
ハードタイプの場合、防水用の「止水ファスナー」が使われているスーツケースであれば、よほどの雨でなければ荷物まで濡れることはないと考えられます。
ただ、長時間雨にあたったり大雨にあったりすると、フレーム同士が噛み合う部分や、ファスナーなどの隙間から水が侵入することがあります。
また、ソフトタイプは布製のため、雨に濡れると中まで染み込みやすいのはいうまでもありません。近年ではゲリラ豪雨のように短時間で猛烈な雨が降ることもあり、雨対策はしっかり考えておきたいものです。
また、雨対策をおこなうことで水たまりや泥はねによる汚れ防止にもなり、一石二鳥といえるでしょう。
スーツケースの雨対策を3つご紹介!
早速、スーツケースの雨対策を紹介していきます。どの方法も手軽にできますので、ぜひ試してみてくださいね。
対策①スーツケース用のレインカバーを装着する
1つ目の雨対策は、スーツケース用のレインカバーを装着することです。スーツケースの上からレインカバーをかけておけば直接雨に当たることがなく、染み込んでくる心配もありません。
スーツケース用のレインカバーは防水仕様の布が使われているため、雨の日でも安心してお使いいただけます。レインカバーを選ぶときは、スーツケースのサイズに合ったものか、サイズ調整できるものを選びましょう。
対策②ビニール袋をかける
2つ目の雨対策は、ビニール袋をかけることです。スーツケースを上から被せられるサイズのビニール袋を上から被せるだけなので、費用はほとんどかかりません。
ハンドルと取っ手の部分には切り込みをいれて、出し入れできるようにしておくのがポイントです。数枚持ち歩いておけば、破れても取り替えられるので便利です。
対策③荷物をすべてビニール袋に入れる
3つ目の雨対策は、荷物をビニール袋に入れてしまう方法です。スーツケースの外は濡れてしまいますが、中の荷物を守ることは可能です。
やり方はとても簡単。荷物を全て小分けにビニール袋に入れた状態で、スーツケースの中に入れるだけです。
スーパーのレジ袋やジップロックなど、ビニール袋であれば種類は問いません。隙間やゆとりのある部分には、タオルを敷き詰めたり巻きつけたりしておくとさらに安心です。
おすすめのスーツケース用のレインカバー
こちらは、簡単3ステップで着用できる防水仕様のレインカバーです。マチ付きファスナーとマジックテープベルトで、胴回り約140cmまでの幅広いサイズにフィット。
柔らかく衝撃にも強いナイロンタフタ生地を使用しており、内側にも特殊コーティングを施すことで雨をしっかりガードします。
横向きのスーツケースには、横型タイプのレインカバーもご用意しています。
縦型・横型ともにポーチに入れて持ち運べるので、いつでもどこでもサッと着用できて便利です。
レインカバーやビニール袋をかぶせるときの注意点
スーツケースにレインカバーやビニール袋を被せていると、空港の検査などで外される可能性があります。たとえば、アメリカでは保安検査でスーツケースの中身をチェックされるため、レインカバーは事前に外しておくのが望ましいです。
レインカバーをつけた状態で預けてしまった場合、カバーを外して検査したあとに職員の方が付け直してくれるとは限りません。外し忘れ防止のためにも、空港やホテルなどの建物の中に入ったら、レインカバーは外しておく方が良いでしょう。
まとめ
雨の日にスーツケースを使うのは避けたいところですが、旅行中や出張中の天気は自分で選ぶことはできません。万が一、雨の日にスーツケースで移動することになっても、慌てずに済むように雨対策を考えておきましょう。
雨対策と言ってもレインカバーをかけたり荷物をビニール袋に入れるなど、手軽にできることばかりです。本記事を参考に、大切なスーツケースを雨から守りましょう!