近年では4輪タイプのスーツケースが増えたこともあり、勝手な転がりを防ぐ「ストッパー機能」がついたモデルがたくさん販売されています。
ストッパー機能があることでキャスターの動きが止められるため、電車やバスの横揺れや、坂道などでの転がりを防止できるようになります。
ただ、これまでストッパーのないスーツケースしか使ったことがない方であれば、ストッパーが本当に必要な機能かどうか判断できませんよね。
そこで本記事では、スーツケースのストッパーについて、デメリットも含めて紹介します。
スーツケースのストッパーのデメリットとは?
スーツケースは商品によってさまざまな機能がありますが、なかでもあると便利なのが「ストッパー機能」です。
一般的なストッパー機能は、スイッチ一つで簡単に操作できるものが多く、ストッパーがあることで何らかの負担を感じるということはありません。
ただし、次の3点についてはデメリットとも言えるポイントとなるので、事前に把握しておくとよいでしょう。
荷物を入れるスペースが少なくなる
ストッパーの付き方によっては、荷物を入れるスペースが減ってしまうことがあります。
というのも、スーツケース本体に埋め込まれたような構造のストッパーの場合、本体内部の空間がストッパー分せまくなってしまうからです。
その場合、スーツケースに記載されている容量よりも、荷物を入れるスペースが少なくなる可能性を考慮しておく必要があるでしょう。
激しい揺れはストッパーだけでは耐えられない
ストッパーはキャスターの転がりを止めてくれる便利な機能ですが、揺れや坂道の傾斜が激しい場合、動いたり倒れたりすることがあります。
当然ながら、ストッパーがないスーツケースよりも勝手に動くことはなくなりますが、「どのようなシチュエーションでも完璧に止める保証はない」ということを理解しておきましょう。
そのため、激しく揺れるときには、手や足でおさえるなどの配慮が必要です。
構造上故障しやすいものもある
キャスターとストッパーが連動している構造の場合、ストッパーが故障するとキャスターまで壊れてしまうことがあります。
飛行機を使っての旅行などでスーツケースを預けたとき、場所によっては乱暴な扱いをされる可能性もゼロではありません。
故障のことも考慮すると、キャスターとストッパーが別々で取り付けられたモデルがおすすめです。
まとめ
ストッパーつきのスーツケースは、旅先でちょっと立ち止まりたいときなどにもとっても便利な機能です。
構造によっては、中の空間が狭くなったり故障しやすいなどのデメリットもありますが、気になっている方はぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。
以下の記事で、おすすめのストッパー付きスーツケースを紹介しているので、あわせてご覧ください。
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