毎日仕事で使うビジネスバッグは、気づかないうちに汚れがついているものです。
そのため、あらためて自分の持っているビジネスバッグを見てみると、「意外と汚い」と感じる方もいるかもしれません。
ビジネスマンにとってバッグは風格を印象付けるアイテムでもあるので、あまり汚れていると周りからのイメージも気になるところです。
本記事では、ビジネスバッグの汚れの落とし方について紹介します。
ビジネスバッグは洗うべき?
ビジネスバッグに使われている素材といえば、「本革」「ナイロン」「合成皮革」が多いと思います。
どのビジネスバッグにも共通していえるのが、基本的には濡れたタオルで汚れを拭き取ればOKということです。
とくに本革や合成皮革は、間違った洗い方をすると変形や変質の原因となり、使えなくなってしまうので自宅で丸洗いするのはおすすめできません。
ナイロン製のビジネスバッグについても、あまりに汚れがひどい場合は洗うこともできますが、正しい「洗い方と乾かし方」を知らずに洗うと失敗する可能性があるので、注意しましょう。
生地を傷めないビジネスバッグの洗い方
ここでは、ナイロン製のビジネスバッグの洗い方を紹介します。
事前に洗濯表示もしくは素材についての注意書きなどをみて、洗濯できるバッグであることを確認しておきましょう。
ビジネスバッグの洗い方の手順は次のとおりです。
1.ブラシで表面の汚れを払い落とす
2.中性洗剤をぬるま湯で溶かして洗浄液を作る
3.30分ほど浸け置きする
4.押し洗いする
5.洗浄液を流す
6.泡が出なくなるまですすぐ
7.乾いたタオルで水分を拭き取る
8.陰干しで乾かす
上記の浸け置きの時間は目安のため、バッグの様子を見ながら調節してみてくださいね。
また、汚れのひどい部分は洗濯用ブラシなどで優しくこすっておくとよいでしょう。あまり強くこすると生地が傷むので注意してください。
洗い終わったら、タオルでできるだけ水分を拭き取って、形を整えて乾かしましょう。
乾かすときに形が崩れていると、そのままの状態でクセがついてしまうので注意が必要です。
ビジネスバッグについた汚れの落とし方
洗えないビジネスバッグは、以下の手順で汚れを落としていきましょう。
1.ブラシで表面の汚れを払い落とす
2.ぬるま湯に中性洗剤を溶かして洗浄液を作る
3.布を洗浄液につけてしっかり絞る
4.バッグの表面を軽くたたきながら汚れを落とす
5.水もしくはお湯で濡らした布で洗浄液を拭き取る
6.陰干しで乾かす
バッグの表面に洗剤が残ると劣化を早める原因になるので、1回で洗浄液が拭き取れない場合は、布をゆすいで何度か拭いておきましょう。
あまり濃い洗浄液は洗剤の成分が残りやすいので、洗浄液を作る際に「薄め」を意識しておくとよいですね。
まとめ
ナイロン製のビジネスバッグであれば自宅で洗うこともできますが、基本的には固く絞った布で拭き取る程度で問題ありません。
無理に洗うと生地の劣化を早めたり型崩れしたりと、バッグに負担をかけてしまうことになります。
本記事で紹介した洗い方は一例ですが、「どうしても洗いたい」という場合は、自己責任にて試してみるとよいかもしれません。
洗っても取れない汚れがついていたり、うまく洗える自信がない場合は、ビジネスバッグの買い替えを検討してみましょう。
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